2011年5月7日土曜日

ペーストハンダではんだ付け その2

前回に続いて多ピン部品(QFP32)をはんだ付けしてみました。
調子に乗りすぎていろいろ失敗してしまいました。

 


ぱっと見は問題なさそうですが拡大すると恐ろしいことが...



QFPやMini USBは部品の位置決めが難しいです。
ペーストハンダを塗ると位置合わせのパターンが見えなくなってしまいます。
  • 黄色枠部分はQFP32の足がずれ
  • 赤枠部分はボタンが少し溶けてます
  • 茶色枠はハンダ量が多くてブリッジ




はんだが足りなくて二度加熱したところ問題が...
  • 赤枠部分は2色LEDを焦げ
  • 黄色枠部分はボタンが少し溶けてます 
これからは部分的な修正するときは、はんだごてを使うようにします。

 


  • 黄色枠部分は3色LEDの角が少し溶けてます
  • 赤枠部分はボタンが少し溶けてます



急激な温度上昇はハンダボールの飛散するようです。
  • 赤枠部分はハンダボールが飛散してます
  • 青枠部分はQFPのピンが右にズレてます
今回は良い経験でした。
作業時間は大幅に短縮されたので、より多くのノウハウを蓄積し、作業手順を確立したいと思いました。

ペーストハンダではんだ付け

Deal eXtremeで買ったペーストハンダではんだ付けしてみました。
LodeStar Soldering Paste (50g) $3.37
今日のpaypalのレートで$3.37 x 82.6447円 ≒ 279円


注射器は無いけど待ち切れずに開封。




注射器の代わりにビニール袋の角を切って絞り出しました。


マイコンPCB[PCB-ATMEGA128] + ATMEGA64Aで練習です。



温度制御のリワークステーションなんか持ち合わせてないので、コテライザーのホットブローを感を頼りに使います。


適当にはんだを盛って


部品を載せて


温風を当てて出来上がり。
 コテライザーは650℃なので注意しながら遠くからすこしずつ近づけました。
灰色のペーストハンダから煙が出て銀色のなると部品が中心に勝手に移動します。





調子に乗って残り部品を一気に載せて出来上がり。


調子に乗って


丁寧に温風を当てなかったのでいくつかの部品がずれてしまいました。

多ピン部品の顛末は次回ということで...

aitendoユニバーサル基板のミス

coconet液晶工房の閉店セールで買ったユニバーサル基板(UPCB-H130W75D015S-6IC)でミスを発見しました。


赤で囲んだ部分が問題個所です。




スルーホールの穴がずれていてパターンを破壊してます。
これだとSOPからの引き出し線3つ分が使えません。
ほかに地雷が埋まっていないか要注意です。

FusionPCBが値下げしたので、こんな複数混在型の変換基板を作ってみたい。
100mm x 100mmあればQFP48-100、QFP32-44、SOT23、SOP28、SSOP28、USB-A、USB-B、RJ-45(パルストランス付き)、DSUB9、VGA(DSUB15)が載るんじゃなかなぁ。

Deal eXtremeでお買いもの

送料無料のDeal eXtremeでちょっとお買いものしました。

ペーストハンダ
LodeStar Soldering Paste (50g) $3.37


Mylar耐熱テープ
Mylar Heat Resistant/High Temperature Insulation Adhesive Tape (12MM*66M/250-C) $2.97


残念なことに青色ではありませんでした。
はんだごてを当てると縮んでしまいます。ほんとに耐熱テープなのかなぁ???

Hozan(P-815)ピンセット
Hozan Anti-Static ESD Professional Tweezers $6.42


フラックス洗浄剤用ボトル 2種類
120ml Alcohol and Liquid Container Bottle - Yellow $2.40



150ml Alcohol and Liquid Glass Container Bottle $8.10
箱にはHozanのロゴが入ってました。







ペーストハンダ用に注射器も一緒に注文しましたが別便扱いにされてしまいました。
医療品なので問題なのかも

2011年5月2日月曜日

attiny2313vでLCメータを作ってみました

SOT23変換基板の小物を使ってLCメータを作ってみました。

このサイトを参考に作成しました。

貴重な情報ありがとうございました。

手持ち部品で済ませるために
  • attiny2313vを使う
  • インバータを使ったフランクリン型発振器
にしました。

日米で仕入れたTC7S04F(105円/20個)を二段組にしてフランクリン型発振器にしてattiny2313で周波数をカウントするようにしました。

最初はMCU RC発振のクロック+LC発振を積層セラミックコンデンサで動作確認。
Cは部品箱にあった温度補償CH、Jランクの1100pFで組み上げ。
秋月の格安テスタP-10での周波数はそこそこ安定してるが、attiny2313と誤差が大きい。


 RC発振をやめ8MHzクリスタルに変更したところattiny2313の測定値がP-10に近くなった。



LC発振のコンデンサを積層メタライズフィルムコンデンサにしたところ計算通りの結果になった。

サンハヤトのICB-87に載せるとしたら見る予定。
包装の上から部品を描いてイメージ中


教訓
  • MCU内蔵RC発振はブレが大きい
  • クリスタルをけちるな
  • セラミックコンデンサは温度補償型、高精度でも再チェックが必要
  • リレーの極性は事前に調べる
  • 測定器はすべての基準。けちるな > 自分

2011年5月1日日曜日

秋月のSOT23変換基板を使った小物

部品箱に増えてきた面実装部品(SMD)+秋月のSOT23変換基板でブレッドボードで使えるような小物をつくってみました。







秋月のSOT23変換基板には新旧2種類の基板があります。

新版には裏面にSMD部品を配置するパターンが追加されています。
この小基板でもこれだけ便利なったのですから、他の変換基板の空きエリアにSMDを配置するパターンが追加されることを祈ってます。






 ■2N7002K Nch FET活用モジュール
秋月で2N7002Kを買うと40個も入っているので、これを活用します。
FETのS,D,Gはそのまま残し、余ったピンに抵抗を付けたしました。
  • Gateに対して1MΩのプルアップ/プルダウン用抵抗
  • Gateに対して100Ωのおまじない用抵抗










■2N7002K + LED のローサイドスイッチ
同じFETを使いLEDを駆動する回路にしました。
ハイインピーダンスでポートの状態を調べるのに使ってます。




これ以外にもVGSの低いBS138(Nch FET)でI2C 5v <-> 3.3vレベルシフタ等をモジュール化できそうです。

RTC DS1302のモジュールを作ってみた

ここの情報を参考に家庭内JJYを作成
イーサーシールドを持ってないので、aitendoで売ってるDS1302(50円)をarduinoで使えるモジュールにしてみました。
coconet液晶工房の閉店セールで買えば30%引きなのでさらにお得です。
DS1302にはバックアップ用充電池をトリクル充電する機能も付いているのでこれも試してみました。


端子は上から

  • SCLK
  • I/O
  • CE
  • Vcc
  • GND

ここで少し後悔が...
電気二重層コンデンサの電圧も外部に取り出せるようにすればよかったと後になって気付きました。この端子をMCUのADCもしくはコンパレータの入力につなげば充電具合を確認できたんですよね。

ここのページで電気二重層コンデンサのバックアップ時間を計算できます。
arduinoのDS1302用ライブラリを使いました。


DS1302
50円aitendo

電気二重層コンデンサ 0.047F 5.5V
80円madoelecさん

クリスタル 32.768KHz
30円秋月

PS.
福島のJJYが暫定復旧したので家庭内JJYは用済みとなりました。